ABOUT
REMI RELIEF

SWEAT

REMI RELIEFのスペシャル加工は、児島にある自社工場によって一つ一つ管理されながら生産されています。自然な色落ちを表現するため、昔ながらの直接染料を使い酸素と結合させて、ゆっくりと長時間かけて染料を退色させています。加工によってボディもそれなりのダメージをおいますが、薬品を入れたりバイオによる生地を無理に融かしたりするような加工とは違い、古着本来の経年によるダメージにもっとも近い出来栄えで、着続けていくほどに、より本当の古着と見分けがつかなくなるよう加工を施しています。

最終の確認を職人自ら1枚1枚チェックし、加工によって出来たダメージを補修(リペア)を行っています。手作業でやることによって1枚1枚の表情が変わるのもレミレリーフのスウェットの魅力と言えます。

自然な”アタリ”などを再現出来る釜は世界中探しても見つからなかったので試行錯誤を繰り返し、自社工場でワッシャー(業務用洗濯機)をベースに内側のアルミの厚さや、コンピューター制御によって、釜の回転が止まるタイミングで内容物が下に落ちる角度を調整出来るように特注で作成しています。

INDIGO

レミレリーフではスタッズも自社工場にて1つ1つ手作業で作成しています。スタッズはボストンに本社があるスタンダードリベット社のアメリカ製の物を酸化腐食させて経年変化させ使用しています。

1913年〜1938年まで製造されたヴィンテージコインをナバホ族のインディアンに製作を依頼しています。この深い湾曲した球面は伝統的な技術を駆使し、4段回に及ぶ工程を経て製作されます。

定番の1stTYPE。いつもテストとして、手でゆっくり擦って酸化を促進し黄味を帯びさせたヴィンテージの色味に落としたり、逆に全く空気に触れさせないで退色を促進し綺麗なカリフォルニアブルーに落としたりと試行を重ねながらその時期に最適な加工法を選びます。同じデニムでもアプローチの仕方で様々な表情に変化します。

インディゴラインの加工風景ですが、普通はこの状態で洗うとボディのオフ色にインディゴが移染して全体的に水色っぽくなってしまいます。レミレリーフの自社工場では熟練した職人の技術でボディとインディゴ部分を分けて加工する事が出来ます。

OTHER

デニムにも使われているロープ染色のインディゴ糸を使用しています。よく見てもらうと刺繍の段階でベースのオフボディにインディゴが移染している事が分かります。
ここから加工で洗うと普通はボディは真っ青になってしまいますが、 写真2枚目は同刺繍の加工後ですがボディにはインディゴを移さず刺繍のインディゴ糸は色を落としています。

インディゴ糸はジンバブエ産のムラ糸を使用している為、均一の太さではないので途中で糸が何度も切れてしまいます。その都度、針に糸を通し直し刺繍します。